第4回 橋守活動開催
令和7年10月4日(土)、地域貢献の一環として、南三陸町や地域行政で管理する橋の長寿命化に協力しようと、入谷地区の清流会館付近にある大明神橋(昭和38年架設)の点検・手入れ作業を行いました。
この活動は6年前に、生コン協組が主導しておこなう橋守活動としては全国初として、日本大学工学部の岩城一郎教授(コンクリート工学)他大学生の協力を得て行われました。


その後、コロナ禍で一時活動自粛になりましたが令和5年に再開し、今回が4回目の開催となります。 組合各社の従業員、大学生、南三陸町建設課職員、地域住民の方々を含め約40名で行いました。




岩城一郎教授からの点検方法指導後、欄干のサビ落としと塗装、排水口の清掃を実施し、シュミットハンマーで橋台コンクリートの健全度調査を行い橋桁の状況を確認しました。


行政規模が縮小し、財政負担を抑えるためいかに劣化を防ぐかが課題となっていることから、劣化の兆候が見られる橋については地域住民の協力を得ながら、今後も橋守活動を行っていきます。



文:北部生コンクリート㈱小野寺 幸一