令和6年6月2日(日)、地域貢献の一環として、気仙沼市や地域行政で管理する橋の長寿命化に協 力しようと、羽田公会堂付近にある、地蔵上橋と地蔵下橋の点検、手入れ作業を行いました。
この活動は 5 年前に、生コン協組が主導して行う橋守活動としては全国初として、福島県日本大学工学部の岩城一郎教授(コンクリート工学)他大学生の協力を得て行われました。
その後、 コロナ過で活動自粛となりましたが、昨年再開し、今回も組合各社の従業員、大学生、地域の方々を含め約30 人で行いました。

今回の橋守活動も、岩城一郎教授からの点検方法指導後、排水口、欄干の清掃、チェックシートを用いた点検、又、シュミットハンマーで橋台コンクリートの健全度調査を行い、橋桁の状態を確認しました。

排水口付近で除去した土砂については、土嚢袋に詰め、橋付近に常設の格納庫に納入しま
した。
高圧洗浄機により、欄干、道路清掃後の仕上げ洗浄をしました。
行政規模が縮小し、財政負担を抑えるためにいかに劣化を防ぐかが課題となっていることから、劣化の兆候がみられる橋については、地域住民の協力を得ながら、今後も手入れ作業を行っていきます。

北部生コンクリート㈱小野寺　幸一