第10回生コンクリート運搬技能資格検定試験が令和6年8月17日にゲストハウス気仙沼アーバンで開催されました。髙野理事長の挨拶から始まり、組合4工場の社員とご来賓の方々を含め、総勢60名の参加者は資格検定委員の事前講習を受け、検定試験に臨みました。

検定試験はコンクリートの品質管理に関わる問題が20問、道路交通法及び労働安全衛生に関わる問題が20問、またマナーに関する問題が5問出題されました。年々難しくなってきている問題に苦戦する方が続出するかと思いましたが、全ての方が終了時間前に解答を終えました。

　検定試験終了後には気仙沼警察署生活安全課生活安全係長山崎英之様より「気仙沼市内の犯罪情勢とその対策」と題し、全国的にもニュースになっている、SNSを使った架空請求詐欺やロマンス詐欺などの気仙沼市内の被害例等を紹介していただき、また、そういった被害に遭わないためにはどのような対策を取れば良いのかを詳しくご講演していただきました。

　最後に、受講者を代表して株式会社カイハツ生コン気仙沼工場の菅原奈津子さんが髙野理事長より講習修了証を受け取り、北部生コンクリート㈱阿部祥太郎社長が閉会の挨拶を行い今年度の運搬技能資格検定試験が終了しました。

台風の進度によっては開催が危ぶまれた今年度の運搬技能資格検定試験でしたが、無事、盛会で終えることが出来ました。

　今後も気仙沼生コンクリート協同組合4工場から出荷されるコンクリートが品質向上と品質を保っていける様、このような取り組みを積極的に行っていきます。　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文：㈱高野コンクリート　千葉　兼人